本が販売されているくらいなら、私にもできるだろうと思った。けど…
ビーズで作られたバングルタイプのブレスレットの名前が「ビーズクロッシェ」だと知って、ハンドメイドできるものだと気づいたとき、最初に出会ったのがこの本でした。
こんなにドンピシャな本が販売されているくらい「やればできる手芸」なんだと思いました。
独学でやらないなら、必要ないと思った
独学でやるなら参考書は必要。それがないと材料も集められないだろうし。とはいえ…。自己流で道具や材料を集めて、果たして編みきることができるだろうか…。独学でやらないとしたら…書籍を購入する必要があるだろうか…。
プロフィールにもちらっと記載しましたが、私、棒編みは好きでよくやっていましたが、かぎ編みは苦手意識が強かったのです。

何度も挑戦したものの、ややこしくて毎回挫折していて。
一番避けたかったことは、独学を選択して=本を買って挑戦して「できない…」とあきらめてしまうことでした。せっかく集めた道具や材料を無駄にしてしまうのも避けたかった。
逡巡すること数日。
最終的に、習いに行く決心を固めてくれたのが、こちらのサイトに出会ったことでした。


ぜったい編める!とあるのに、無理だと理解したのがなんとも矛盾しているんですが、記事の冒頭に、「全然できない、編み始め5段めまでがどうしてもうまくいかない。」と語られていたのが決め手でした。
よっぽどややこしいんだなと、あきらめがついたといいますか。少なくともかぎ編みが苦手な私の場合は、習ったほうが早いだろうと理解しました。



習ってでも身につけたい!と思ったんだなぁって、今にして思うと不思議なんですけど。
プロフィールはこちらから
丸小ビーズのデザインは、当分編めないと思った
そうして、ビーズ教室へ飛び込んだのは、プロフィールの通りです。最初の授業の帰り、「100均のものよりも、きちんとした道具を使ったほうがいい」と先生にアドバイスを受けた私は、最寄りの手芸屋さんに駆け込みました。
そこで、インターネットで表紙だけを眺めていた、念願の書籍『かぎ針で編んで作る ビーズクロッシェのブレスレット』と出会いました。
全体をくまなく眺め…、………、棚に戻しました。
一番の理由は、100%、丸小ビーズで作られていたからです。



丸大ビーズで編めないなら、丸小ビーズなんて、到底無理…。
初めて編んだんだから仕方ないんですが、たいていのことはさらっとできちゃうつもりでいた私としては、思うように編めなかった初回の授業は挫折感でいっぱいでした。
デザインの参考として購入しようと決めた
初回でハギまで学べなかった私は、次回までにハギができる状態を2〜3本用意することを宣言して、教室を後にしました。最短で次の教室まで、約2週間。
その日のうちに、途中まで進んでいた分を、まず1本編み切りました。
手元にある丸大ビーズを引っ張り出してきて、2本目に突入。そこから、編んでは壊し、編んでは壊しの日々が始まります。
スパイラル柄に魅力を感じなかったのと、適当に通したビーズが気に入るような柄にならなかったのが理由でした。
チューブクロッシェのデザインは、もう、完全に数学の世界。半個分ずつずれていくことが、頭の中でイメージできない私は、仕方ないのでとりあえず通して編んでみる、気に入らずほぐす、を繰り返しました。



めんどうくさい…
そうして、かの、『かぎ針で編んで作る ビーズクロッシェのブレスレット』を購入しました。
そこに掲載されているたくさんの柄を見ながら、これは好き、こっちは好きじゃない、こんなふうにできないかな、ここをこうしたら…。本を眺めながら、デザインを考える日々がスタートします。
デザインを考えるには物足りなかった、『ビーズクロッシェのアクセサリー』
すでにKindle Unlimitedを利用していた私は、興味をもった段階から、当然「ビーズクロッシェ」の書籍を探しました。最初に読めたのは、『ビーズクロッシェのアクセサリー』でした。





編み方は先生に習っていて問題がない。
となると、その後興味があるのは、編み模様ですよね。そうなったとき、この本では物足りませんでした。
「ビーズ」のワードで、『ビーズFriend』は目に入っていましたが、チューブクロッシェが記載されている号は見つけられませんでした。
こちらで紹介した号に出会えたのは、無事にハギも習い終わったずっと後のことでした。


『かぎ針で編んで作る ビーズクロッシェのブレスレット』を購入する前に、この2021年秋号Vol.72に出会えていたら…ん〜、でもやっぱり、むしろ余計に、欲しくなってたかな。
チューブクロッシェのブレスレットしか載っていないのも、私的にツボなのかもしれません。眺めているだけで、気分があがります。



これもいつか、絶版になって電子書籍になるのでしょうか。今のうちにぜひ。