税務署から電話がきました
グラッフィクデザインで独立開業し、2年目を過ごした2017年。
確定申告も無事に終えましたが、税務署から電話がかかってくる、という体験をしました、のお話。
「書類の提出が早すぎます」
電話がかかってきたのは、11月。
開口一番、担当地域の税務署名を名乗られたときの驚きは…もう。
税務署から直接電話がかかってくるなんて!と、それはそれは驚きました。
本来、翌年1月20日までに行う、源泉徴収に関係する書類の提出が早すぎる、という内容でした。
私は現在、税理士さんではなく、地域の青色申告会にお世話になっています。
そしてこの年、専従者給与の分の源泉徴収税に関するあれこれを、初めて行いました。
11月の給与も支払わぬうちではありましたが、すでに12月分の金額が確定していたので、書類を先に書いておくことはできないものか?と相談に行きました。
担当者の指示のもと、記入作業を行い、完成した書類。
日を改めて提出するのかと思いきや、このまま預かって提出しますよ、というお話だったのでそのまま預けたのですが…。
私としては、当然しかるべきときに提出してくださるだろうと思っていたので、青色申告会さんを恨めしく思いました。
対処としては、現在提出されている書類は不備ありということで、破棄。
しかるべき時期に、きちんと提出し直すように、と指導されました。
税務署に対して、青色申告会さんが勝手に提出しちゃった、とは伝えませんでしたが、青色申告会さんには、メールで状況を伝え、説明を求めました。「本来なら青色申告会でしかるべき時期に提出しているものを、誤って提出してしまった」そうです。日を改めて、書類を作成しに出向きました。
「勤務先はどこですか?」
今度は早く作っても適切に提出してくださる、というので(そりゃそうだ)、12月中旬頃、作成に出かけました。
記入した3枚の書類のうち、どちらに不備があったのか、よくわかりません。
ただ、市区町村からは連絡がなかったことを確認され、再度同じ書類を記載しました。
何やら、3枚のうち、1枚は提出されずに残っていたそうで、途中で、記入しなくてよいとなりました。
控えは、日を改めて、確定申告で来所するときに返却する旨を言われて帰宅。
これで終わったかと思いきや…
数日後、またしても担当税務署から電話が。
専従で勤務する前に勤めていた会社の住所を教えて欲しいというのです。
今、手元に残っている資料を見ても、記載すべきところには記載があるのですがねぇ。
とにかく、その場で住所をお知らせして終了。
年末調整で戻ってくる分は振込が完了しました。
「この銀行は対応していません」
確定申告を行なった際、青色申告会さんから、税金の口座振込のハガキを受け取りました。
3月15日までに送付すれば、今回の分から引き落としてくれる。
というので、早速銀行を記入して投函。
ところが。
記入されている銀行は、引き落としに対応していません。
という電話が、3月7日に。
折り返しが8日になってしまいまして、振込書の発送はおそらく3月9日。
3月15日までに所得税を支払わないといけませんから、結構ぎりぎり。
3月11日に振込書を受け取りまして、翌日に完了。
事業用の銀行はネット銀行だったので、そこを指定したのですが、銀行だったらなんでもいいわけじゃないんですね。
つまり、ネット銀行系でなければ、たいていは平気ってことなんですが、いい勉強になりました。
税理士さんにお願いしたら、こういう煩わしいことないんでしょうけど、ちゃんとルールというか流れを知っておきたいなと思って、しばらくは自力で頑張ります。