チャクラで考える成功法則/SAIKO先生の色彩のラブレター
こちらの記事は、メールマガジン【SAIKO先生の「色彩のラブレター」】 2016年8月11日 vol.1231〜2016年8月17日 vol.1237に掲載された連載を、コンパクトに編集して転載したものです。
「人生とは何か?」「人はどうすれば幸福か?」のような哲学や思想としてお読みください。
「成功」は、みなさんの本当に望んでいる願いが叶うことです。
第1チャクラ/レッド
2016年8月11日 vol.1231
第1チャクラは、股間の辺りにあり、下半身を司ります。
身体の中で「行動」を象徴する足も、「生命」を象徴する生殖器も、第1チャクラが司ります。
このチャクラが滞ると、行動力が鈍り、生命力や活力が低下します。
すると・・・自分の望みを叶えるよりも、面倒くささが勝ってしまう状態が生まれます。
逆に、活発になりすぎると、行動し過ぎて体力を消耗してしまいます。
休息を取ること、肉体をケアすることも次の行動につながります。
成功への第一歩は、自分の小さな望みを叶えること、小さな望みを常日頃から叶える習慣をつけること。
情熱を持つ
やりたいことをやり、やりたくないことをやらない。
やりたいことをやるため、時には「勇気」が必要です。
やりたいことができるようになるため、時には「継続」や「鍛錬」が必要です。
それができるかどうかは、情熱の大きさに比例します。情熱を持ちましょう。
やる気スイッチに火をつけるのは、あなたの中にある情熱です。
好きだ!というのも情熱の1つです。
地に足をつける(目の前のことに集中する)
行動が鈍るもう1つの要因は、未来のことを考えて不安になるからです。
今やらなくてよいことをしてしまうなど、不安になると人は現実逃避をします。
余計なことを考えず、今、本当に必要な目の前のことに集中しましょう。
それが地に足を着けるということです。
あなたの実現したい夢を叶える第1歩は、第1チャクラの活性です。
誰でも、最初の一歩は一番腰が重たいもの。
この最初の一歩を踏み出せるかどうかが鍵なのです。
危険から身を守って「生きたい」という気持ちを高めてくれるから、「怒り」や「危険」も人の行動を加速させますが、できれば、怒りや危険よりも、情熱を原動力にしたいものです。(怒りの感情は身を守るためにあります)
第2チャクラ/オレンジ
2016年8月12日vol.1232
第2チャクラは、快楽や快感を司り、大腸や小腸があるので、「食べること」と関係します。
人間にとって食べることは、生命維持であるほかに、楽しみであり、快楽でもありますよね?
食事、睡眠、排泄、性交渉など、生命維持に必要な行為は、快感を感じるようにできているのです。
食事のおいしさは、味だけでなく、香り、触感、盛り付けや器、空間も関係しています。
さらに、誰と食べるかも、おいしさを左右する一因です。
人と仲良くすることは、人類にとって生存率を高めることにつながっています。
楽しむ工夫と分かち合い
情熱に火が燈り、行動力と活力が湧いて来たら、次に活性化する第2チャクラ。
夢を叶える2歩目は、何でも楽しんでやる工夫ができること。
そして、それを人と分かち合えるかどうかです。
好きかどうかというこだわりは一旦脇において、与えられた仕事をどうしたら楽しめるか工夫してみる。
あなたを成長させ、まだ知らない可能性の扉を開くきっかけになることもあります。
1人ではなく、誰かと一緒に楽しむ。楽しむことを通じて、仲間を作って行く。
あなた自身が楽しめることを、人と分かち合っていきましょう。
第3チャクラ/イエロー
2016年8月13日 vol.1233
第3チャクラは、胃の辺りの太陽神経叢と呼ばれる神経細胞の集まる場所にあります。
体の中央にあることから、「センタリング」の象徴とされています。
自分を中心に持つこと、意志を持つこと、自分の軸がブレないようにすること。
胃痛に代表されるような、精神的ストレスを感じるときは、自分を中心に置けていないのかもしれません。
センタリングとモデリング
夢を叶える3歩目は、センタリングです。
自分を中心に持つこと。自分の意志を持つこと。
あなたが封じ込めてしまった「こうなりたい」を思い出して、そこに向かってもいいと、許可することからはじめましょう。
あなたがなりたい人になるために、既にそうなっている人をモデリングすることをおすすめします。
あなたが真剣であればあるほど、わがままな行動に見えたとしても、人はその真剣さに心動かされるものです。
第4チャクラ/グリーン
2016年8月14日 vol.1234
第4チャクラは、肺と心臓のあたりにあり、ハートチャクラと呼ばれ、愛を司るとされています。
肺も司りますから呼吸とも関係します。
愛とバランスが豊かさを生む
愛には「バランス」が必要です。
与えることと受け取ることであったり、自分を愛することと他人を愛することであったり。
このバランスが取れていると、心が穏やかになります。
バランスが取れていない人は、愛されようとばかりしているのかもしれません。
さらにこのバランス、フィフティフィフティとは限りません。
与えられすぎて負担に感じる人も、同じ量なのに足りないと感じる人もいます。
スイッチを「愛する」に変えると、バランスは取りやすくなります。
ビジネスも同じです。
自分の好きだけでは、お客様のことを考えていないことになります。
与えるだけでもいけません。
受け取らなければ、ビジネスは成り立たないからです。
夢を叶える第4歩は、バランスです。
バランスを保ちながら循環すること。
豊かな人は、愛もお金もバランスを取るのが上手です。
あなたは、愛もお金も豊かですか?
第5チャクラ/ブルー
2016年8月15日 vol.1235
第5チャクラは、喉のあたりにあるので、甲状腺と副甲状腺、声帯システム(声)を司ります。
話す、書く、絵を描く、歌う、…表現することは、何かを伝えることです。
神様はきっと、後世に何かを伝承するため、人間に「表現」することを授けて下さったのでしょう。
伝える方法ができたことにより、さまざまな証とともに文化が伝承され、人々は社会を発展させることができました。
第4チャクラのハートを通して表現する
夢を叶える5歩目は、人々に何を伝承したいかに気づき、それを第4チャクラのハートを通して表現することです。
表現方法はたくさんありますが、大切なのは、それらの方法を使って、あなたが何を伝えたいかです。
あなたの伝えたいことが、多くの人の心と魂を揺さぶるような感動や共感を呼ぶものであれば、あなたは広く知れ渡っていきます。
第5チャクラを活性化して、表現していくことを望むなら、まず第1〜第4チャクラを整えましょう。
チャクラは第1から順番に整えていく必要があります。
第6チャクラ/インディゴ
2016年8月16日 vol.1236
第6チャクラは、眉間のあたりにあり、サードアイチャクラ(第3の目のチャクラ)といいます。
眉間の奥にある「松果体」が目の構造に似ていることから、第3の目と呼ばれるようになりました。
現在、松果体は、光を感知してメラトニンを生成する場所だということがわかっています。
17世紀デカルトは、松果体を思考の源泉と考えました。
東洋では、高い意識や悟り、高範囲の理解のための要と考えられてきました。
そうして第6チャクラは、「見えない物を見る目」と言われ、直観や第6感、透視や霊視、予知や予想など超能力と結び付けられるようになります。
直観を磨きましょう
夢を叶える5歩目は、直観を磨くこと。
洞察力を身につけましょう。
人や場が発するエネルギー、物事のありようを直観的に見抜く力です。
私たちは通常、五感を使って自分の外の世界を知ろうとし、その90%以上が視覚情報です。
「見えている物」を確かな情報だと信じやすいですが、必ずしもそうとは言えません。
まずはハッピーセンサーのアンテナをはり、入ったことのないお店に行ってみましょう。
思った通り美味しかったら、あなたの直観はみがかれているかも?!
第7チャクラ/パープル
2016年8月17日 vol.1237
第7チャクラは、頭頂にあり、クラウンチャクラと呼ばれます。
第6チャクラを含む頭全体、目、鼻、耳など人間が受信する場所と、脳を司ります。
ヨガの世界では、自己実現のチャクラとも言われています。
自分が生まれて来た目的が分かり、その目的に向かって、人生を全うしていくときに開かれるチャクラです。
第7チャクラが開かれて、エネルギーがスムーズに流れているとき、インスピレーションやアイディアが閃き、芸術や世の中の人が必要とするものをクリエイトすることができます。
個を超え、好き嫌いの感情、欲望や執着さえもなくなり、すべてを受け入れ、奉仕活動や偉業を成し遂げることでしょう。
第6と第7チャクラは、第1〜5チャクラまで全て整わないと開かないと言われています。
そのため、大抵の人は、第1〜5チャクラの整っていないチャクラを整えることに人生の大半を使うのだそうです。
何が成功なのかは、人それぞれの価値観ですので、必ずしも第7チャクラまで開かなくてもよいと思います。
あなたにとって成功とは何ですか?人生が思い通りにならないという人は、ぜひ第1〜5チャクラを活性化させてみましょう。
チャクラ毎のまとめ
- 心の声に従い、小さな願いを叶え、行動のエネルギーを高める。小さな望みを叶えられない人が大きな望みを叶えることはできない。
- 何でも楽しむ工夫をし、今この瞬間を楽しむセンス。他者との分かち合いを楽しむ。楽しいことは探すのではない。生きている実感を持つ。
- 自分を中心に持ち、なりたい自分になることを目指す。自分らしさを輝かせるため、もう既にそうなっている人をモデリングする。
- 愛もお金もバランスが取れて、豊かになる。愛されるのではなく、愛するスイッチをオンにする。愛もお金もエネルギーの循環であり、滞ると淀んでしまう。
- 表現力を磨き、後世に残すために伝える。伝える手段を磨くことより、あなたが何を後世に残したいかが大切。
多少下手でも、魂がこもっていれば伝わるものがある。 - 直観力を磨いて、視覚に頼らなくても解る人になる。思考に頼らず、自分の直観を信じられる。
- 個を超える。
チャクラ思想って、一見スピリチュアルな話に見えがちだけど、色彩の言語を理解するのにとても役にたつ。色の特徴を覚えるときに、体の部位と結びつけた体感覚で理解できる考え方です。